楽しく仕事をしたい人
- 「楽しい仕事」とは何なのかがわかる
- 仕事を楽しむための方法がわかる
- 仕事を「楽しめている人」と「楽しめていない人」の違いがわかる
本ブログを運営している私は、今まで2回転職し、3つの異なる業界を経験してきました。3つの業界は、それぞれ人のキャラクターも違いますね。ざっくりとですが下記のイメージです。
- 医薬品業界→ほぼ理系。論理的で細かいことまで注意深い人が多い。
- 学習塾業界→かなり体育会系。根性論や精神論が基本。
- WEB業界→フランクな雰囲気。理屈よりも直情型の人が多い。
これだけキャラは違っているのに、どの業界も楽しそうに働いてる人もいれば、そうでない人もいます。そして、楽しそうに仕事をしている人には共通点があります。
では、楽しい仕事とは何なのかを考えつつ、明日からすぐに実践できることもお伝えしていきます。また、記事の後半では、楽しめている人に共通してみられる特徴を見ていきます。
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本記事の内容
「楽しい仕事」とは
仕事を楽しくしたいのであれば、まずは何が楽しいというものなのかを認識する必要があります。では、確認していきましょう。
仕事を楽しいと感じる理由
仕事を楽しいと感じる理由は「欲求が満たされるから」です。
人間の欲求には、5段階あります。これは人間心理学の生みの親と言われるマズローが唱えた学説ですが、仕事によってこの5段階の欲求を満たすことができれば、「楽しい」と感じるわけです。
欲求の5段階は下記の通り。上に行くほど高次元な欲求とされてます。
- 自己実現欲求・・・理想の自分になりたいという欲求
- 承認欲求・・・他者から尊敬されたい、認められたいという欲求
- 社会的欲求・・・社会に属していたい、受け入れられたい欲求
- 安全欲求・・・安心、安全な暮らしへの欲求
- 生理的欲求・・・「食欲」「睡眠欲」など、動物としての欲求
高次の欲求を満たせるほど、人は満足して「楽しい」と感じます。欲求を満たすには「報酬」が必要なワケですが、具体的な報酬は以下の感じです。
- 昇進・役職などの待遇面での報酬
- 昇給・賞与などの金銭面での報酬
- 「褒められる」「感謝される」などの精神的な報酬
- 「活躍してる自分」に満足できるという自己報酬
こう見ると、仕事で得られる報酬って、人の5段階欲求のうち「自己実現~社会的欲求」という高次の欲求を満たしやすいことがわかりますね。
余談ですが、この5段階のさらに上に「自己超越」という心理階層があります。これは、欲求関係なしで「目的達成のみをピュアに追い続ける領域」です。この領域に到達できるのは、全人類の2%に満たないと言われています。ここまで来たら、もはや一般のサラリーマンではない気がします笑
仕事を楽しくないと感じてしまう原因
仕事を楽しく感じる仕組みについて解説しましたが、現時点で仕事が楽しくない原因が明確にある場合は、それについても考えてみましょう。
例えば、原因は下記の感じですかね。
- 仕事内容が苦手・嫌い
- 仕事が多すぎor少なすぎ
- 人間関係
などなど、これらが解消されないと、完全な悩み解消は難しいです。下記の記事で、より詳細な原因分析と対処法を解説しています。本記事とあわせてお読みください。
仕事がつまらない・楽しくない症候群になった【やるべきこと】「仕事を楽しいという人はおかしい」という意見もあるけど…
「仕事は楽しくないもの」「楽しい仕事なんてないのは当たり前」という意見を聞いたりしますよね。
このセリフを言う人達は、先ほどの学説で解釈すると「仕事で欲求を満たせていない人」ということになります。つまり、周りの人に評価も感謝もされない、活躍できないなどで報酬が不十分な人達です。
そんな場合でも、上手に自分の欲求を満たすための3つの方法を実践すれば、仕事を楽しんでやることは可能です。次の章で解説していきます。
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毎日の仕事を楽しくする3つの方法【明日から実践】
下記の3つの方法を実践するだけで、仕事を楽しくすることは可能です。
- 評価・成果にコミットしない仕事は断る
- 自分に負担のない範囲で親切をする
- 毎日、最低1時間は学習にあてる
では、その理由と具体的な方法について深掘りしていきます。
評価・成果にコミットしない仕事は断る
承認欲求と自己実現欲求を満たしやすくなります。
というのも、評価・成果に繋がらない余計な仕事を断れば、大事な仕事だけに集中できるので仕事の質を高めやすくなります。結果的に評価され、成果に繋がり、精神面・金銭面の報酬に繋がります。
取り組む業務のほとんどを、報酬に直結するものにすれば、仕事が楽しくなるのは当然ですよね。「頑張れば報酬」という構図になれば、張り合いが出ます。
とはいえ、余計な仕事でも頼まれたらやらないと…。という声が聞こえてきそうなので、下記の記事で「上手な断り方」を解説しています。あわせてお読みください。
仕事の断り方。簡単な5つの手順でOK【すぐ使える例文付き】自分に負担のない範囲で親切をする
社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求を満たしやすくなります。
最近の研究で、人に親切にすると、幸福度が上昇するという結果が出ています。感謝される回数が上がり、認められやすくなるうえに、かっこいい自分なので欲求も満たし放題ですもんね。
欲求が満たされる他にも、下記のようなメリットが報告されています。
- 不眠症状の改善
- 時間に対する焦りがなくなる
- ホルモンバランスが整う
というわけで、上司、同僚、後輩に親切にしまくりましょう。ほんとに軽い内容でOKですよ。
ただし、自分に負担がかかるほどやってしまうと、急に満足度が下がります。また、親切をされた相手も「申し訳ないな」と気負ってしまします。やり過ぎ注意です。
毎日、最低1時間は学習にあてる
自己実現欲求を満たしやすくなります。
自分のために時間を投資することで、成長できます。また、日々の学習には下記の2つの大きなメリットがあります。
- 仕事のパフォーマンスが上がる
- 日々の考え方が合理的になる
例えば、技術書やビジネススキル系の本を読めば、会社で働く際にパフォーマンスに直結します。時間管理スキルなどが上がれば、明日から定時に退社することも可能かもしれません。それによって「成長」が実感できますね。
また、さまざまな知見や考え方を吸収することで、合理的に思考することができるようになります。自分の根底になる考え方とかって会社の先輩に聞くよりも、成功してる人達の知見から仕入れた方が質が高い内容に決まってますもんね。
ということで、学習すればするほど人生がイージーモードで楽しいものになります。逆に学習しない人って、狭い知見で物事を考えるしかないので人生ハードモードかもしれません。
具体的な学習内容は、「技術系」「ビジネススキル」あたりが効果をすぐに実感できるのでおすすめです。
学習方法は下記が良いと思います。おすすめは3番目です笑
- 書籍
- YouTube動画
- daikiblogを読む←オススメ!
仕事が楽しい人の共通点【20選】
ここからは仕事が楽しいという人にみられる共通点についてです。3業界で色々なキャラの人を見てきたので、わりとあるあるな気がします。
■仕事が楽しい人の共通点
- 今の仕事に満足している
- 自信がある
- 仕事以外に大切なことを持っている
- 時間の使い方がうまい
- オンとオフの切り替えがうまい
- 休みを大切にする
- 目的意識が強い
- 自己成長に貪欲
- ポジティブ変換がうまい
- 行動が速い
- アンテナの感度がいい
- 自分の能力を惜しみなく発揮してる
- 決断力がある
- 聞き上手
- 自分の考えの説明がうまい
- 身だしなみが整っている
- デスク周りが整頓されている
- 遊び心がある
- 大事なことを見極めている
- 気遣いができる
どうでしょうか。この特徴って、仕事ができる人にも当てはまりますよね。もしかすると「仕事が楽しい人=仕事ができる人」と言えるかもしれません。
本記事でお伝えした方法を実践していただき、明日から少しでも仕事が楽しくなれば幸いです。
というわけで、以上です。
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