仕事がつまらない人
- 仕事がつまらない・楽しくない時に、やるべきことがハッキリわかる
- 仕事がつまらない・楽しくない時に、NGな行動がわかる
- 仕事が面白くない原因を解明し、気持ちが楽になる
3つの会社で働いてみた肌感覚ですが、日本で仕事がつまらないと感じてる人の割合ってかなり多い気がします。
仕事はつまらないものと言い聞かせて、思考停止で働いてる人もいますよね、ある種の国民病。新卒で入った会社はそんな感じの人が多かったので、割と絶望しました。そんな思想を植えつけられつつ働いていたので、当時の仕事はめちゃめちゃつまらなかったです。
現在は、WEBマーケターとして、けっこう楽しくサラリーマンできています。そこで気づいた、仕事がつまらない時に「やるべきこと」「NG行動」と、原因分析について解説していきます。
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本記事の内容
仕事がつまらない・楽しくない【やるべきこと】
仕事がつまらない時にやるべきことが、下記の4ステップです。
- 目標設定を見直す
- 全力で取り組んでみる
- 副業&勉強を始める
- それでもつまらないなら辞める
1. 目標設定を見直す
目標設定が適当だと、やる気が出ないのも当然です。
多くの会社で個人目標をたてさせていますが、わりと適当に設定していますよね。目標の達成度で評価が決まる場合がほとんどなのに、その目標を日常生活レベルで意識しながら働いている人は少ないようです。
というのも、会社側からすれば、目標設定の意義が、「お互いが納得するように評価の指標を決める行為」でしかないんですよね。だから、軽視してしまう傾向にあります。
しかし、本人からすれば「モチベーションを高めるための行為」として有益です。目標設定が明確で、達成すると報酬につながるとわかれば、それだけで仕事を楽しくすることも可能です。
というわけで、モチベーションを上げるための、正しい目標設定について理解しましょう。今まで適当にやってた方は、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
仕事の目標設定を思いつかない人用【職業別の例文集つき】
2. 全力で取り組んでみる
目標達成のために、やるべきことを全力でやりましょう。
目標が明確だと、やるべき仕事とやる必要のない仕事がハッキリします。すると、「自分がやっている仕事はすべて目標達成のため」という状態になれます。
全部自分へのリターンにつながるため、けっこうモチベーションを保ちやすいです。あとは全力でやって、とにかく目に見える成果につなげましょう。
人間には、「行動した後に感情がついてくる」という性質があります。つまり、一生懸命やっていると、「こんなに一生懸命やっているんだから、自分の仕事は楽しいに違いない」と脳が思い込み始めます。
そうなればしめたものですね。行動してみましょう。
3. 副業&勉強を始める
副業やスキルを磨くための勉強は、本業のやる気を上げます。
一見すると、やることを増やすと疲れてしまい、本業に対する意欲が減りそうですが、実は逆です。下記の理由から、仕事のやる気を上げることができます。
- 仕事が飽きにくくなる
- 自分の時間を確保するために努力する
- 生活にハリが出る
本業は効率化・集中して定時で切り上げ、自分のための時間を確保して将来につなげましょう。
4. それでもつまらないなら辞める
ステップ1~3まで全てやったけど、それでもつまらないと感じる人はサクッと辞めましょう。やれることを全部やった結果だめなら、今の仕事は合っていないと判断できます。
よく石の上にも3年とか言いますが、私の解釈としては時間で測るよりも「手は尽くしたか?」という感じですね。
年功序列でさせてもらえる仕事が変わるという昔ながらの会社なら、手を尽くすまでに3年くらいかかりそうですが…。現代はそんなことないので、やれることをやって違うと感じたら、次に向かって動きましょう。
ステップ3の副業&勉強は、その際にも活きてきます。
裏技:プライベートを充実させるのも効果的
ステップに入れるほどではないですが、プライベートを充実させるのもけっこう効果的です。
自己投資と少し似ていますが、プライベートを確保しようとすると、仕事をいかに効率化するかということに頭を使います。すると、やる気も出てきたりします。
ちなみに、私の場合だと「筋トレをして、ブログを書くため」に何とか定時帰りを死守しようと毎日試行錯誤しています。すると、嫌いな業務も爆速で処理している自分がいたりします。
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仕事がつまらない・楽しくない【NGな行動】
仕事がつまらないと感じると、ついやってしまいがちだけどNGな行動を紹介します。下記の行動は、損するだけなのでやめましょう。
「つまらない、辞めたい…」と愚痴をこぼす
下記の2点の理由から、仕事をつまらないというような愚痴は言うべきではありません。
- ネガティブな発言によって、さらにネガティブな思考になる
- 愚痴った内容が周りに広まる
2つ目は、周りに対する影響です。会社の人に愚痴った場合、もれなくこのリスクがついてきます。
すると、「あの人あんなこと言ってたよ」という噂に始まり、「きっと転職するよね」に変わり、「転職するからやる気ないのかな」という謎の偏見に繋がったりします。
とはいえ、それでも誰かに話したいときってありますよね。どうしても話したい時は以下のポイントを抑えましょう。
- 話の最後は、必ず前向きに着地する
- 話す相手は、会社に無関係の人
サボったり、ダラダラ仕事をする
サボったり、ダラダラ仕事をしたくなりますが、デメリットしかないのでやめましょう。
やる気が出ないからダラダラしてたはずが、ダラダラしてるからやる気が出ないという状態に陥ると、もはや手のつけようがありません。「自分のために」仕事はスピーディーにやった方が得です。
何となく、見切り発車の転職
今の仕事がつまらないから、とりあえず転職しようというのは、転職後に悲惨な結果になりやすいです。
逆に、今の仕事でつまらないと感じている原因がハッキリしてて、転職すれば改善の見込みがあるならいいかもしれません。
具体例としては、下記のイメージ。
漠然と悲観的になる
仕事がつまらないと「自分はなんでこんなことをしているのか」と漠然と悲観的になりがちですが、建設的でないうえに無意味に病むのでやめましょう。
次の章で、仕事が面白くないと感じてしまう原因を解説しているので、自己分析をして負の感情を払拭しましょう。
【注意】うつ病になるほど耐えるのはNG
仕事がつまらないと感じてしまうと、けっこう辛いですよね。
毎朝、深刻に「会社に行きたくない」と考えるようになったら、だいぶストレスで消耗しています。重大な精神疾患にかかると、回復にけっこう時間とお金がかかるので、そこまで無理してはいけません。
本気で精神的にきつい場合は、上司に仕事内容について相談しつつ、心療内科の早期受診をしましょう。下記の記事で、仕事上のストレス対策について詳しく説明しているので、よければ参考にしてみてください。
仕事のストレスが消える【予防・対処・解消の3ステップ】
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仕事が面白くない原因【10選】
なぜ、今の仕事がつまらないと感じてしまうのでしょうか。10個と理由を紹介していきます。現状の気持ちを分析しつつ、今後のキャリアを考えるときの判断材料にしましょう。
原因1. 単調なルーチンワークに飽きた
ルーチンワークの割合が多くなりマンネリ化してしまうと、仕事が飽きやすくなります。
脳が刺激に慣れてしまい、活性化できてないため起きる現象ですね。前章でお伝えした、副業&勉強によって生活に新たな刺激を入れることで改善の見込みがあります。
また、仕事に飽きてしまう問題に関しては、下記の記事でより効果的な解決策も提案しています。あわせてお読みください。
いまの仕事に飽きた人へ【原因分析とチャンスに変える方法】
原因2. 暇すぎて苦痛
適度に余裕があるのはいいものですが、暇すぎるのってきついですよね。
朝、家を出る際に、会社に行く意義を考え込んでしまいます。
そんな方向けに下記の記事で、暇な時のマインドセットを解説しています。「やることがなく暇」が原因で仕事をつまらないと感じている場合はお読みください。
会社で仕事がなくて暇な時の有益な過ごし方【最強コスパ】
原因3. 上司や同僚など、人間関係に不満がある
仕事で関わっている人達との関係性によっても、仕事のモチベーションは大きく左右されます。
マウントの取り合いが横行してるようなギスギスした職場だと、何をやっても面白くないものです。
ということで、下記の記事で人間関係を円滑にするためのテクニックをまとめています。すぐに使える心理テクニックなので、ご参考にしてください。
仕事で人間関係に悩む人へ【科学的にうまくいく方法】
原因4. 評価されず、仕事にやりがいがない
仕事をいくら頑張っても評価されないという職場だと、やりがいを見出せず仕事もつまらなくなりがちです。
自分の仕事がくだらない、意義がないものという思考になったら要注意です。ぶっちゃけ、悪いのは環境というより自分の可能性が高いです。
というのも、「会社に評価されるポイント」が把握できていないことが、評価されない原因である場合がほとんどだからです。
自分は重要だと信じてやったことは、果たして下記のいずれかを満たしているでしょうか。
- 会社の収益に貢献した
- 会社のコスト削減に貢献した
- 会社のリスクヘッジに貢献した
やはり目標設定は大事ですね。
原因5. スキルが上限に達してしまい退屈
今の仕事に必要なスキルを習得しきってしまい、業務がどれも簡単に感じてしまうと退屈ですよね。
「仕事内容は楽だけど物足りない」状態になると、空虚な感覚になります。なので、取るべき行動は下記のいずれか。
- 前章でお話しした副業&勉強
- 他の業務、あるいは1つ上のレイヤーの仕事をさせてもらえないか交渉
もう1つは、他の興味のある業務をさせてもらえないか交渉です。できることなら、マネジメントなど1つ上のレイヤーの仕事のサポートとかだと、成長速度が上がります。
たぶん、上長にそういう交渉をする人の割合は少ないはずなので、やってみたら意外と通ると思います。
原因6. 嫌い・苦手な仕事内容が多すぎる
嫌い・苦手な業務の割合が多いと、「仕事=楽しくないもの」と認識してしまいます。営業で話すことが嫌いとかだと、だいぶ致命的ですね。
しかし、わりとこういった適性の不一致はあると思います。
もし、該当してると感じた場合は、以下の記事で仕事が合っていない場合の対処法を解説しているので、お読みください。
いまの仕事が合わないと感じる原因【4つの取るべき行動】
原因7. 仕事が忙しすぎて「こなし」になっている
多すぎる業務量に「忙殺」されてしまうと、目的意識が弱まり、仕事がただの作業と化してしまいます。
そうなると、仕事に面白さを見出すことができません。きちんと設定した目標を達成しようと目的意識を持つためには、「大量の仕事を上手に捌くテクニック」が必要です。
下記の記事で、そのテクニックについて詳しく解説しています。普段忙しすぎて萎えてる場合は読んでみてください。
仕事がなんか忙しい【5つの原因から解決策を考える】
原因8. 疲労が蓄積している
疲労が体に蓄積していると、前向きでいられなくなります。
睡眠不足や不摂生は、メンタルにもろに影響します。どんなに忙しくても、7時間は睡眠時間を確保して、食事はおろそかにしないこと。むしろ、これさえ徹底していれば何とかなります。
最近、疲れが抜けてないという方は、それが原因で仕事を楽しめていないかもしれません。有休を利用して連休を取得し、疲労をリセットするのも効果的ですね。
原因9. 思うように結果が出ない
思うように成果が出ないと萎えますよね。うまくいってない仕事なんて楽しめるものじゃないですからね。
ですが、この場合であれば、ちょっとした工夫で好転する可能性が大きいです。仕事をうまく回して成果を上げれば、モチベも上がりやすいです。下記の記事で、そのためのノウハウをまとめているので、あわせてお読み下さい。
仕事がうまくいかない人へ【仕事をうまくいかせる思考法】
原因10. ストレス要因が多すぎる
上記9この原因は、1つ1つであれば対策を取りやすいです。しかし、それらのストレス要因がいくつも絡み合っていると、かなり骨が折れますね。
ですが、それでも1つずつ解決を試みるしかないです。
大事なのは「解決しようとすること」です。「全部やって、ダメなら転職などを考える」という流れがおすすめです。
【さいごに】やれることやって、ダメならダメで…
本記事の内容をざっくりまとめると、下記のとおりです。
というわけで、以上です。
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