仕事がうまくいかない人へ【仕事をうまくいかせる思考法】

仕事がうまくいかない時の解決策

仕事がうまくいかない人

仕事がうまくいかなくて困っている。なんか空回りしている感。仕事をうまく回していく方法を知りたい。あと、今なぜうまくいってないかがわからないので、原因と対処法についても知っておきたい。
本記事を読むメリット
  • 仕事をうまく回す方法がわかる
  • それでも、うまくいかない時の原因と対処法も知れる

ちなみに私は、「うまくいかない時」と「うまくいく時」の両方を経験しました。

  • 新卒で入った医薬品業界→仕事も体調もうまくいかない。
  • 転職して塾講師→仕事はわりと好調。激務のため体調悪し。
  • 現在のWEBマーケター→仕事も体調もうまくいっている。

今まで、全然違う3つの業界を経験してきて、感想としてはこんな感じです。全く関連の無い業界を渡り歩く奇行により、わりと激しく失敗してきました。なので「今思えばうまくいかなくて当然だったな」みたいなこともわかってきました。

ということで、本記事では「うまくいかない時」と「うまくいく時」の両方の経験をふまえつつ、うまくいかせるための具体的な方法論についてお話ししていきます。

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仕事をうまくいかせるために

仕事がうまくいく思考法

仕事をうまくいかせるための、本質的な解決策は下記の2つです。

  • シンプルな思考法
  • 結果にコミットする行動を選ぶ

仕事が全くうまくいかない時期を脱却するためには、小手先のテクニックよりも根幹の思考法を学んだほうが手っ取り早かったりします。


思考が変われば、行動も変わる

というわけで、1つずつ見ていきます。

シンプルな思考法

職場では、「いかにコスパよく、仕事の成果を得るか」という軸をもとに思考しましょう。それ以外の思考は邪念だと割り切ることが大切です。

というのも、うまくいかない原因は色々と余計な事を考えすぎている場合が多いためです。

例えば、私が仕事でうまくいっていない時は、下記のようなことを考えつつ仕事をしていました。

  • ミスしたら怒られるな…
  • これがうまくできたら同期にドヤ顔できるぞ
  • みんな残ってるし、残業したほうが評価あがるかな
  • この作業意味あるのかな、でも周りがやってるしやっておこう

などなど…

私の場合は周りからの評価を気にして、仕事に集中できていませんでしたね。業務効率を落としながら、メンタルもすり減るという最悪な思考でした。

仕事で成果を得ること>周りからの評価

という考えを徹底すると思考が超シンプルになります。すると、周りがやっていようが、意味のない作業はフローから見直す、可能であれば自動化をすすめる。という行動をとり、「労働対効果」が爆上がりします。

すると、自然と周りからの評価も上がってきます。なので、仕事がうまくいっていないのであれば、まずは「成果を得ることだけを考える」というシンプルな思考を持ちましょう。

結果にコミットする行動を選ぶ

シンプルな思考にしたら、次は行動の取り方の基本です。次の3点がポイントです。

  • 成果に繋がる仕事を選択する
  • 仕事のフローを組んで効率的に進める
  • 集中力を高める

きちんと「選び」、段取りよく進める「フロー」を組んで、「集中」して実行すれば、理論上うまくいかないことなんてないですよね。なので、その理論に少しでも近づけるため、1つずつ深掘りしていきましょう。

成果に繋がる仕事を選択する

最初の「選択」がめちゃめちゃ大事です。

会社で働いていると「割に合わない仕事」が振ってくることなんてザラです。すごい時間も体力も使うのに、対して成果に繋がらないような謎仕事。

これをそのまま引き受けて四苦八苦していても、成果が出ないどころか、疲労で他の仕事に影響もでて泥沼です。

なので、やる前に「選択」しましょう。具体的な選択肢は下記の通り。


■成果が得られそうな仕事
→全力でやる。

■成果が出にくい仕事
→できるだけ簡易化できないか交渉。
→工数が割に合わないことを提示して、着手するかどうか再考してもらう。

こんな感じです。これだけ見ると、こいつ自分のことしか考えてないな、と思われるかもしれませんね。しかし、その考えこそ大きな間違いで、会社の本質である「利益を追求する」ことからズレています。

社員全員が「労働対効果」を考えつつ、効果的に仕事を選択していければ、組織として最高の生産性になるわけです。

とはいえ、「仕事を選んでいたら上司とうまくやっていけないよ!」という方もいますよね。その場合は下記記事に、上司とうまくやるためのノウハウをまとめているので、参考にしてください。
仕事で怒られる人の悩みを解消【仕事で怒られる人は必読】怒られにくい関係を築くコツ

仕事のフローを組んで効率的に進める

仕事の選択ができたら、受けた仕事は全力です。何に全力を注ぐかというと「最短手を目指す」です。

仕事の段取りが悪くてなかなか進まない。期日までに間に合わない。みたいなことが起こると、せっかくやれば成果を得られる仕事なのに台無しです。というわけで、「業務フロー」を作りこんで、仕事に取り掛かりましょう。

仕事の作業行程と、かかる時間が1つ1つ明確に決まっていれば、作業に迷いがなく、ミスもしにくくなります。具体的なフローの作り方は下記の記事で解説しています。

仕事が遅い人の原因と改善方法仕事が遅い人の特徴と有効な改善方法【新人・部下への指導】

集中力を高める

フローまで出来上がったら「集中」して作業を進めるだけです。

やったら成果の出る仕事で、作業手順も明確にしたのであれば、後は以下に速く完了させるかが、労働対効果の要になります。

とはいえ、集中するにもコツがあります。集中力が高いという人には必要ないかもしれませんが、私自信が工夫しないと作業に集中できなかったので、下記にそのポイントをまとめました。

仕事で集中できない時の解決方法「仕事に集中できない」は終わり【集中する3つのコツ】

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それでも、うまくいかない時の原因と対処法

うまくいかない原因と対処法

ここまでの内容を実践していけば、基本的に仕事はうまくいくはずです。私自身の経験と、周りの仕事ができる知人を見ていても、わりと再現性は高いと思います。

とはいえ、なにか大きなワケがあって仕事がうまくいかない場合もありますよね。けっこう耳にする内容で言えば、下記のように。

  • どうしても仕事に慣れないことが原因の時
  • そもそも能力不足で周りとの差を感じてしまう時
  • 人間関係・コミュニケーショでうまくいかない時
  • 家庭やプライベートが原因の時
  • なぜかミスが重なって、うまくいかない時
  • 原因はわからない。スランプ(?)でうまくいかない日

ということで、このよく聞く原因について、対処法も提案しながらお話ししていきます。

どうしても仕事に慣れないことが原因の時

対処法

慣れるには「理解する」ことが最重要。おすすめは「メモ術」です。

なかなか仕事に慣れないというのは、その仕事を1つ1つの作業に分解した際に、理解が浅いことが原因です。1つの作業について、「なぜそれをやるのか」という意義がわかっていないと、仕事をただ丸暗記することになります。すると、仕事量が増えると慣れる領域に到達しないわけです。

なので、理解を深めることが慣れるスピードを、飛躍的に高めるキーになります。メモ術は理解を深めるテクニックです。具体的な方法は下記で解説しているので、仕事に慣れる速度を高めたい方は参考にしてください。

仕事が覚えられない人のためのメモ術【仕事が覚えられない人は必読】爆速で覚えるメモ術

そもそも能力不足で周りとの差を感じてしまう時

対処法

シンプル思考にもとづいて鬼作業。知識が足りなければ即調べて解決。

能力不足を感じているからこそ、余計なことは考えず、前半で紹介した「シンプル思考」と「労働対効果の高い行動」に集中しましょう。

劣等感を感じてしまい、メンタルを消耗するほど、脳のリソースは消費されてしまいます。つまり、負の感情によって仕事に使える脳が少なくなり、結果的に生産性が落ちるということです。仕事がうまくいかない時こそ、思考を断捨離しましょう。

知識が足りなければ、いちいち調べていけばOKです。知らないことだらけだな….と思う必要なしです。調べる→作業→調べる→…を繰り返していけば、知識は蓄積されます。前述しましたが、メモ術は学習速度を高めてくれるので、この場合もおすすめです。

人間関係・コミュニケーショでうまくいかない時

対処法

伝え方を工夫する。

会社で働いていると、引き継ぎやプロジェクト業務などで、他人と連携しつつ仕事することが多いですよね。そこで、コミュニケーションで問題があってうまく行かない場合は、「伝え方」を変えると好転するかもしれません。

誰かに相談できない、話を聞いてもらえないようであれば、伝える際に以下の順番を意識して伝えるようにしてください。

  • 結論
  • 理由
  • 具体例

これはプレゼンなどでよく使われる手法ですが、職場のコミュニケーションでも効果は絶大です。しゃべりでもメールでも使えておすすめです。

家庭やプライベートが原因の時

対処法

家庭やプライベートの問題を最優先で解決。話はそれから。

家庭やプライベートの問題は、自分の心に与える影響が大きいです。仕事とプライベートを比較した際、問題が起きてストレスが大きいのは明らかに「プライベート」です。なぜなら「自分との距離が近い」から。

なので、家庭やプライベートの問題を解決することに脳のリソースをフル稼働させましょう。極端かもしれませんが、そのために数日仕事を休むのもアリです。

「プライベートな問題を解決するために、数日休むのはありえない。」と考える方もいるかもしれませんが、例えば「3日の有休でプライベートの問題を一気に解消!これで仕事の生産性爆上げ!」という感じにしたほうが、プライベートも仕事も充実します。

なぜかミスが重なって、うまくいかない時

対処法

ミスは仕方ない。問題はその後の立ち回り。

ミスした後の立ち回りが大事です。どう考えるか、どう動くか、上司にはなんと話すか。それ次第で、その後の仕事の質が変わってきます。下記の記事にミスした時のベストな立ち回りを書いています。(前半にもリンクを貼りましたが、ここにも貼っておきます。)

仕事で怒られる人の悩みを解消【仕事で怒られる人は必読】怒られにくい関係を築くコツ

原因はわからない。スランプ(?)でうまくいかない日は

対処法

多分、疲れすぎです。休みましょう。

原因はわからないけど、注意力が散漫になったり、思考がまとまらない日もありますよね。無自覚ながら、疲れている証拠です。そんな時のための有休です。休みつつ、休み明けに最高のパフォーマンスをするための準備をしましょう。

違和感を感じながらも休まず頑張ってしまうと、うつ病などのリスクも高まり、良いことないです。

仕事がうまくいかないと辛いけど

いまは仕事がうまくいかなくて辛いかもしれません。

自分のできなさにイライラやストレスがつのっていく感覚ですよね。すでに辞めたいと考えているかもしれません。それでも、「もう1回だけ」本記事の内容を実践して、頑張ってみてください。ちょっとだけ楽になる感じがしたら幸いです。

それでダメだったら、辞めるのもアリです。転職でもフリーランスでも、選択肢は色々あります。気楽にいきましょう。

というわけで、以上です。

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