今の仕事に向いてるか、向いてないか【ハッキリさせます】

いまの仕事に向いてないと感じる人の悩み解決

仕事が向いてないと悩む人

今の仕事が向いてない気がして、違和感を感じている。自分が本当に今の仕事に向いてるのか、向いていないのか確認したい。確認したうえで、何をすればいいか具体的な行動も知りたい。

本記事を読むメリット
  • 今の仕事に向いてるか、向いてないかをハッキリ確認できる
  • 今後とるべき行動が明確になる

ちなみに、私はこれまで2回転職しています。下記がざっくりとした経歴です。


医薬品業界(約1.5年)→塾講師(1年弱)→現在:WEBマーケター(1.5年)

「石の上に3年」という言葉がありますが、半分の1.5年も続かずに辞めてしまってます。結果的に、現在のWEBマーケターはわりと向いてるなと感じれているので、満足しています。今考えると、前職の2つは「向いていなかったんだな」と感じています。

その具体的な理由や失敗談も含めて、仕事への向き・不向きについてお話ししていきます。しくじり体験から導き出した、とるべき行動についても紹介しますので、少しでもお役に立てれば幸いです。

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今の仕事に向いてるか、向いてないか

向いてるか向いてないか
結論から言うと、「向いてないと思った時点で向いてない人」です。

というのも、向いてないという思考に至る前の段階が必ずあるからです。それが「嫌になった」という漠然とした感情です。


人は「気持ちが先行し、自分が納得するための理由を後付けする性質」を持っています。

(これは、心理学では「認知的不協和を解消するためのシステム」と解釈されていますが、ここでは詳しい説明は割愛します。)

具体的には、深層心理では下記のようなことが起きています。


なんだか仕事が嫌になった

自分で選んだ仕事だし、理由もわからず嫌になってるのもバツが悪い

自分も周りも納得できる、それらしい理由を探そう

「自分が今の仕事に向いてない」なんてどうだろう

つまり、「向いてないんじゃないかと考えてる=すでに嫌になってる」ということです。嫌になってるってことは、もはや向いてるとは言えませんよね。

ということで、ここからは「向いていない」という前提で、心理状態と今の状況を深掘りしていきます。

「向いてない」と考えるのは甘えか?

甘えか否かなんて重要ではないです。「自分がどうなりたいか」を突き詰めましょう。

SNSなどを見ていると、「こういう考えは甘えか否か」という問題がけっこう議論されてます。基本的には、下記の理由からこういった議論がされていると考えられます。

  • 周りの人に甘えだと思われたくない。
  • 周りの人を納得させたい。
  • 自分が甘えで仕事を嫌になったと思いたくない。

このような思いを解消したところで、一時的な承認欲求を満たすくらいしかできません。下手な理由付けに時間を割かずに、嫌になってしまった事実は事実として受け入てしまいましょう。

それよりも、「では自分はどうなっていきたいか」に集中した方がはるかに建設的です。

向き不向きに期間の関係は?(半年?1年目?2年目?3年目?)

向き不向きの判断に、期間を意識する必要性なしです。

会社の上司や転職サイトやなど、仕事の向き不向きの話をすると、必ず「年数」の話が出てきますよね。それは、なぜ出てくるかというと「自分たちが得するから」です。

こんな意見聞いたことないですか?

会社の上司

最低3年以上はやってみないと仕事の本質はわからないぞ。3ヶ月やそこらで判断できるわけないだろ。
3年も嫌々耐える必要ないです。さっさとやめましょう。

転職サイト

意見が正反対です。それもそのはずで、両者の内心は以下の通り。

会社の上司

離職率を減らして評価を上げるぞ!初期研修にかかったラーニングコストを回収するのに2、3年かかるから、辞めるならその後にしてもらわないと困るし。
早期退職者はいいお客さん。第2新卒カードが使えるうちに転職した方が決定率上がるし。

転職サイト

ちょっと極端かもしれませんが、おおよそこんな感じです。この両者に自分の思考を依存させるべきではないことは明らかですよね。なので、全く気にする必要なしです。思った通りに動くのが正解。

向いてないと判断してしまうきっかけ

続いては、嫌になりつつ「向いてない」と判断してしまうきっかけについてです。下記がよくあるパターンです。(ソースは私と知人です)

  • 仕事内容に興味・やりがいを感じない
  • 成果が出ず、失敗ばかりで劣等感
  • 会社や業務が自分に合ってない感がある
  • 「お前、向いてないよ」と言われた

仕事内容に興味・やりがいを感じない

「なんでこの仕事してるんだろう」と思い始めたら、興味・やりがいが薄れてきているかもしれません。

シンプルに「つまらない」は結構メンタルを消耗します。すると「向いてない」という思考へ。

もちろん、面白さ・やりがいは自分で見つけるものだ的な、新人研修でよく聞く意見ももっともです。そこで見つかりそうなら見つけるべきでしょうが、無理そうなら、別の場所で探した方が早いかもしれません。

成果が出ず、失敗ばかりで劣等感

成果も出ずに失敗ばかりが続いてしまうと、かなり気持ちが萎えてしまいます。

「そもそも自分て社会人に向いてないんじゃないか」と感じることもありますよね。周りに迷惑をかけているから、白い目で見られているんじゃないかと不安になったりします。そして「この仕事が自分に向いてない」と思い始める。

会社や業務が自分に合ってない感がある

仕事内容、周囲の人間関係、会社の風土などが自分とミスマッチしていると、嫌になって「向いてない」と思ってしまいます。

心当たりがある方は、下記の記事もあわせてお読みください。具体的な対応策を解説しています。
仕事が合わないときに取るべき行動いまの仕事が合わないと感じる原因【4つの取るべき行動】

「お前、向いてないよ」と言われた

上司や周りの人に「向いてない」と言われると、相当メンタル強くない限り「本当に自分向いてないんじゃないか」と考えてしまいます。

私もそれで落ち込んだ経験がありますが、いま冷静に考えると下記を考慮すべきでした。

  • 向いてないという具体的な理由は
  • 言ってきた人は自分のことを日頃どう思ってる人か
  • 向いていないと告げることで、この人は心的作用を得られるか

要は、向いてないという発言の合理性です。それを考えた際に、事実に基づき客観的な意見として「向いてない」と告げる人は、かなり少数派のように考えられます。

ということで、人に言われた場合は、気にする必要はありません。

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今後とるべき行動

仕事が向いてない人の今後取るべき行動
仕事が向いてないと思った場合は、次のステップで行動しましょう。今より前向きになるはずです。

  1. 続けるべきか、辞めるべきか
  2. ストレス対策と情報収集
  3. いつでも動き出せる準備はしておく

では、1つずつ確認します。

1. 続けるべきか、辞めるべきか

ステップ1は、今後の指針を立てることです。

  • 今の仕事を良いなと思えるかもしれないので、どうにか続ける
  • 辞める方向に進みたいが、すぐではなく準備を整える
  • すぐにでも辞めて動きだす

大きく分けると、この3パターンですね。「どうにか続ける」と「準備を整える」という方はステップ2以降をお読みください。

「すぐやめて動き出す」という方は、このウィンドウをそっと閉じて転職サイトへGOです。

2. ストレス対策と情報収集

ステップ2は、現在を「助走期間」として過ごしていきます。

「どうにか続ける」にせよ、「次の準備を整える」にせよ、現時点で消耗しすぎて潰れてしまっては本末転倒です。ストレス対策でメンタルを保ちつつ、情報収集を続けて、前向きに毎日を積み重ねていきましょう。

ストレス対策例を下記に挙げておきます。良かったら参考にしてください。おすすめは「省エネ」です。

ストレス対策例
  • 起床後、就寝前にマインドフルネス(瞑想)
  • 飲み会などの会社の付き合いは最小限
  • 仕事は利益のためと割り切る

3. いつでも動き出せる準備はしておく

ステップ3は、「次に動き出す体勢は整えておくこと」です。

ポイントは、「どうにか続ける」を選んだとしても、準備だけはやるべきということです。自分にはこれしかないという状況になると、精神的にかなり追い込まれます。

テクニックとして自分を追い込み、パフォーマンスが上がる場合もありますが、それは短時間で解決できるものに限ります。ゴールの見えない日々の生活に強い追い込みをかけると、最悪の場合、精神疾患にかかるのでおすすめしません。

なので、「次の場所にいつでも行ける」という体勢だけはつくっておいて、心に余裕を持ちましょう。

具体的には下記がおすすめです。

  • スキルの習得
  • 資格の取得
  • 残業を避ける

うつになるほど辛い、辞めたいと思っているなら

ここまでお読みいただいた方の中には、現時点でうつになるほど仕事に行くのが辛い、もう辞めたいと思ってる方もいると思います。

そんな方は、悩んで足踏みしてる場合ではないです。自分を守るために、「次」に動き出しましょう。

転職・フリーランス….道はいろいろあるので

辞めたら「転職」という言葉を思い浮かべる方が圧倒的に多いですが、今の時代スキルさえ身に着ければ、フリーランスとして独立する道もあります。視野を広く持ちつつ、「どうなりたいか」にフォーカスして考えましょう。

というわけで、以上です。

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