集中したい人
- うまく集中するコツがわかり、仕事をサクッと終わらせられる。
- 話しかけられた時などに、集中を切らさない方法がわかる。
ちなみに私は、現在WEBマーケター/コンサルタントとして会社員をしています。複数の案件を掛け持ちしており、レポートや対案資料の作成など、締め切りがタイトな業務が多いですが、わりとうまく回せてると思ってます。というのも、8ヶ月間、定時退社をキープできているためです。
やはり大きなポイントは「集中」ですね。
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本記事の内容
仕事にうまく集中するための3つのコツ
- 必ず集中できるようにシステム化する
- 集中力を上げるトレーニングをする
- どうしても集中できない時は原因を考える
いろいろなところで、集中力あげる方法が解説されてますよね。私も集中力が高いタイプではなかったので、色んな手法を試しました。その中でも、この3つは効果が高かったので採用して、仕事に取り入れています。
では、1つずつ解説していきます。
必ず集中できるようにシステム化する
とにかくシングルタスク化が大事です。以下の手順をシステムとして自分に組み込みましょう。
- タスクを細分化する
- 処理する順番を決めて、スケジュールに落とし込む
- 「自分は目の前の仕事の処理するマシン」と言い聞かせて、ひたすら作業
マルチタスクは集中力も思考力も低下するのでやめましょう。
やることがたくさんあると漠然と感じてしまうと、それだけでストレスです。そこで解決策の3ステップを実践してみてください。目の前のやるべきことだけに没頭できるようになります。
たとえば、抱えている仕事が以下だとします。
- 来週の会議資料を作成
- A会社へのレポート作成
- B会社への営業資料の作成
- 毎日やってる管理表の更新
これをシステムに当てはめると、こんな感じになります。
■会議資料を作成
- 必要資料を揃える
- 補足の説明資料を作成する
- トークスクリプトも念のため作成
- パワポで構成(骨組み)をつくる
- 必要な資料をそろえる
- 資料をレポートに挿入する
- 考察コメントなどの記載
- 体裁を整える
- テンプレに必要事項を記載
- 必要資料をそろえる
- トークスクリプトを作成する
- 【会議資料】必要資料を揃える→1時間
- 【会議資料】補足の説明資料を作成する→1時間
- 【会議資料】トークスクリプトも念のため作成→0.5時間
- 管理表更新→0.5時間
- 【A会社のレポート】パワポで構成をつくる→2時間
- 【B会社の営業資料】テンプレに必要事項を記載→1時間
集中力を上げるトレーニング
トレーニング方法
「マインドフルネス」が超おすすめです。
聞きなれないかもしれませんが、言い方を変えると「瞑想」です。こう聞くとスピリチュアルな印象をうけるかもしれませんが、脳科学的にその有用性は証明されています。最近では、精神疾患患者への認知行動療法として取り入れられ始めているようです。
あのスティーブ・ジョブズも毎朝の日課だったらしいですよ。
私も取り入れた結果、2つの明確なメリットがありました。
- 集中力が上がる
- 気分の浮き沈みが緩和する
- イスに深く腰掛ける
- リラックスして力を抜く
- 半開きでぼんやりとどこかを見つめる(閉じてもOK)
- ゆっくりと鼻で呼吸する
- 呼吸にだけ意識を向ける
- 何か思考が浮かんで来たら、再び呼吸に意識を戻す
最初は1分やるのも難しいかもしれません。余計な思考が何回も頭に浮かんできて、そのたびに呼吸に意識を戻していきます。慣れてきたら5分、10分とできるようになります。
毎朝やりつつ、集中力が上がらない時やイライラしたときにもやると効果的です。ちなみに、私は以下の書籍でマインドフルネスを知りました。本記事で紹介したやり方に加えて、詳しいコツなどがわかりやすく解説されています。しかも、ただのメソッド本ではなくて小説調で書いてあるので、記憶に残りやすいのもおすすめポイントです。
集中力を上げるおすすめ書籍
>>世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
何となく集中できない日もある。そんな時は。
システム化やトレーニングをしても、どうしても邪念が入り集中できない時もあります。そんな時は、集中できない原因を分析して排除しましょう。
私自身も言っていましたが、よく耳にするのは「今日は何となく集中できない日だな」というセリフです。ここで思考を止めてしまうと、何も改善しません。
職場でよく聞く原因と、解決策をまとめました。該当のものがあれば、参考にしてみてください。
原因1. 周囲の話し声や物音が気になる
周囲の話し声が気になったりとかって、よくありますよね。気になっている時点で集中できてないということですが、とりあえず即効性のある解決策は「イヤホンか耳栓」です。
職場的にイヤホンは無理という場合もあると思います。そんな時は耳栓おすすめです。集中して生産性を高めるために耳栓してるといえば、否定的な意見は出ないはずです。耳栓キャラを定着させましょう。
慣れてくれば、周りの人も話しかける際に、視界に入って手を振ってくれます。また、気軽に話しかけられにくくなるという、副次的な効果もあるのもメリットです。
とはいえ、電話をとらないといけない仕事の方は無理だと思うので、時間はかかりますが、やはり集中力を高めるトレーニングが有効です。
原因2. とにかく眠い
- 良質な睡眠を確保する
- 血糖値をコントロールする
システムを組めば、タスクごとの処理時間を意識することになるので、基本的には眠くなりにくいです。とはいえ、強い眠気が襲ってくるのも人間というもの。
仕事中の眠気について、こちらの記事で詳しい対策方法を解説しています。あわせてお読みください。
仕事中にすごい眠い【強烈な睡魔を吹き飛ばす方法】原因3. うつ病や病気の可能性
集中できないだけじゃなくて、気分がしばらく憂鬱だったり、倦怠感でやる気がでない場合は、もしかしたら軽度のうつ病かもしれません。
うつ病って聞くと、何となく仰々しい感じがするかもしれませんが、「心の風邪」と言われるくらいのものです。下手にこじらせる前に病院に行くのが1番です。
私自身、以下の症状があり、もしかしたらと病院を訪れたらうつ病と診断されたことがあります。
- 集中力が続かない
- 注意不足で単純なミスを連発
- 行動することが億劫
- 気持ちが落ち込み続ける
重度になる前に行ったので、漢方、カウンセリング、休養だけで驚くほど治りました。違和感があったらお早めに。
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割り込みで話しかけられたりしたら
基本、対応は「後ほど」です。
ここまで目の前の仕事に没頭することで、高い集中を保つ方法をお話ししてきましたが、それが強制的に途切れる場合もあります。会社あるある、「仕事中の割り込み」です。
そこでポイントは「後ほど伺います」と言うことです。
けっこう言いずらいかもしれませんが、自分の集中力を保ち生産性を上げるためです。過去1週間で話しかけられた内容を振り返ってみてください。
おそらく、緊急度の高い内容はそこまでないはずです。緊急度が高いと言っても当日中に要対応ってくらいではないでしょうか。
それならば、手を付けているタスクは1時間程度でキリをつけられるくらい細分化しているはずなので、まず終わらせましょう。あらためて要件を聞いて、自分のタスクに落とし込み、スケジュールを組み直した方が集中力を維持できます。
集中力は工夫次第です。辞めたいと思うのはまだ早い。
ということで、仕事で集中できないと感じていても、対処できます。まずは「システム化」と「マインドフルネス」を始めてみましょう。
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