仕事がめんどくさい人は原因を分析しましょう【才能です】

仕事がめんどくさい人へ

仕事がめんどくさい人

なんだか仕事がめんどくさい。会社に行くのも億劫になってきた。どうすればこの気持ちを払拭しつつ、うまいこと仕事を進められるだろうか。最近は、気持ちが萎えてきて辞めたいとも思い始めてきたけど、このまま辞めるのはアリだろうか。

本記事を読むメリット
  • 仕事をめんどくさいと感じる原因を分析できる
  • めんどくさい仕事をうまくこなす秘訣がわかる
  • それでもダメな時の、今後の方針が立てられる

本ブログを書いている私は、WEBマーケターとして会社に勤めています。現職になってからは、深刻に仕事をめんどくさいと感じたことはなく、わりと楽しくやれてますね。

というのも、下記の3つが起因しています。

  • 自分に向いてる仕事に変えたこと
  • めんどくさい仕事に向き合うマインドを持ったこと
  • めんどくさい仕事を極限まで効率化させたこと

転職の影響も大きいですが、マインドセットとテクニックを習得したことがでかいですね。(前職は朝起きたら、仕事に行きたくないと絶望していたぐらいなので笑)

ということで、仕事をめんどくさいと感じる原因を分析しつつ、対処方法、今後の方針を順に見ていきましょう。ご参考にしていただけると幸いです。
本記事の内容

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仕事をめんどくさいと感じる原因

仕事をめんどくさいと感じる原因

仕事をめんどくさいと感じる原因は、主に下記の3つです。

  • 嫌い・苦手な業務でやる気ない
  • 多すぎる業務に滅入っている
  • めんどくさい人に消耗させられてる

仕事が合ってない、多すぎる、あるいは人間関係という3点ですね。どれか1つでも該当してると、けっこうやる気が削がれてめんどくさいと感じます。

では、1つずつ深掘りしていきましょう。

嫌い・苦手な業務でやる気ない

嫌いな仕事や、苦手な仕事が多い場合は、めんどくさいと感じるのも当然です。

メイン業務が嫌いだと、もはや職業を変えるしか道はないですが、サブ業務がめんどくさいのであれば、わりと手の打ちようがあったりします。

例えば、話すことが苦手なのに営業や販売とかだと厳しいということです。避けようがないですからね。対して、営業だけど細かい事務作業もしないといけない、というような場合はどうにかなるので、次の章をご参考にしてください。

仕事の向き不向きの話をすると「嫌いでも苦手でもやるのが仕事だ」という意見の人もいます。しかしながら、それを鵜呑みにした結果、しっかりうつ病になり転職を成功させた私の見解としては、「自分に適した仕事をすべき」です。

ということで、下記の記事もよければ、あわせてお読みください。
仕事が合わないときに取るべき行動いまの仕事が合わないと感じる原因【4つの取るべき行動】

多すぎる業務に滅入っている

目の前に仕事の山ができていると、取り掛かることすらはばかられますよね。

「明らかに定時で終わらない仕事量がある」ということを、朝の段階でわかっていると、家を出たくなくなります。どんなに頑張っても終わりが見えない仕事に対して、モチベーションを保つほうが難しいです。

なので、この場合は「仕事量を減らす」or「高速化させるシステムをつくる」という対策が効果的です。この後の章の「テクニック編」を参考にしてください。

また、下記の記事に仕事を終わらせるコツを詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
仕事が終わらない悩みを解決仕事が終わらない3つの原因【新人でも残業せずに帰るコツ】

めんどくさい人に消耗させられてる

めんどくさい人が職場にいると、それだけで気分が下がります。ここで言う、めんどくさい人の定義は下記です。

めんどくさい人の定義
  • 人の時間を平然と奪ってくる
  • ネガティブ布教活動してる

「自分中心をぶつけてくる人」と言い換えられますね。自分の好きな時に話しかけて長々拘束して来たと思ったら、内容はネガティブを発散するだけのもので建設的でない。みたいな感じの人です。

具体的には、下記の特徴を持ってたりします。

  • 話が長い・くどい
  • 陰口・悪口が多い
  • 噂話が大好物
  • いつも否定的
  • マウンティングをしてくる

とかですね。陰口・噂話とか、女性に多いイメージかもしれませんが、男性にもけっこう多いですね。自分のことに集中しろよ、思いつつ全スルーしてますが。

このような人達が原因で自分の仕事を嫌になってしまうのは、かなりの損失です。下記の記事に人間関係を「効率的かつ省エネ」でうまく築く方法を紹介してます。心理テク満載な内容ですが、気になる方は参考にしてください。
仕事の人間関係の悩みを解消仕事で人間関係に悩む人へ【科学的にうまくいく方法】

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めんどくさい仕事をうまくこなす秘訣

めんどくさいをうまくこなすコツ

めんどくさい仕事をうまくこなすためには、2つの視点から攻略していきます。

  • マインドセット
  • テクニック

では、それぞれを確認していきます。

マインドセット編【3選】

まずは、マインドセット編の3つです。

1. 「めんどくさい」という気持ちを前向きに認識する

めんどくさいって思えるのって、じつは才能です。

めんどくさいということが否定される風潮がありますが、決してそんなことはありません。下記は、超優秀なドイツ軍人(参謀将校)の言葉ですが、かなり的を射た発言なので引用しました。

将校には四つのタイプがある。利口、愚鈍、勤勉、怠慢である。多くの将校はそのうち二つを併せ持つ。
一つは利口で勤勉なタイプで、これは参謀将校にするべきだ。
次は愚鈍で怠慢なタイプで、これは軍人の9割にあてはまり、ルーチンワークに向いている。
利口で怠慢なタイプは高級指揮官に向いている。なぜなら確信と決断の際の図太さを持ち合わせているからだ。
もっとも避けるべきは愚かで勤勉なタイプで、このような者にはいかなる責任ある立場も与えてはならない。

クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルト(wikipediaより)

ちょっと内容が硬いので、ビジネスマン用に言い換えてみますね。

4つのタイプで役割分析
  • 賢くてめんどくさがり→リーダータイプ
  • 賢くて働き者→優秀な補佐タイプ
  • バカでめんどくさがり→一般職タイプ
  • バカで働き者→厄介なやつ

周りを思い浮かべてもらうと、けっこう当てはまるんじゃないですかね。めんどくさがりという思考の人は、リーダーか一般職なわけです。どちらにしても、戦力として貢献できてるということになりますよね。

私の周りでも、めんどくさがりな人ほど、業務フローを改善したり、作業を効率化したり、いらない仕事を撤廃したりと大活躍です。「めんどくさがり=生産性高い」というイメージですね。

というわけで、めんどくさいと考えた回数分、自分は優秀だと思って動きましょう。

2. 適度に休む計画をたてる

有給休暇を計画的に入れると、仕事にメリハリが出るのでおすすめです。

これを当然と思える人はいいですが、仕事が嫌になっちゃってる人って、当日急に休むことが多いですよね。

本人の中でギリギリまで葛藤して無理だと判断して休んでいるので、ほとんど家に引きこもって終わります。そして次の日は、自己肯定感が低くなり、さらに行きずらくなるという悪循環に突入。

振り返ってみれば「せっかくの有給を無意味に消費してしまった」みたいな感じになります。

それだとやるせないので、例えば自分の中で「3連休がない月は必ず1日有給を取る」という決まりを設定するのもありですね。その日のために、めんどくさい仕事に向き合えたりします。

3. 朝、仕事がめんどくさくて行きたくない時は

「帰ってきて何をするか」楽しいことをイメージして家を出ましょう。

会社員をしていると「平日=仕事」という認識が一般的ですよね。だから、朝のイメージだと「今日1日、仕事を頑張らないと」という風になるわけです。

しかし、実際は違います。会社にいる時間て8~10時間くらいですよね。てことは1日の1/3程度です。1/3が睡眠だとしても、残りの1/3は自由時間なはずです。なので、この1/3をもっと大切にしましょう。

また、1日ずっと仕事というざっくりした考えだと、「まあ残業してもいいか」という思考にもなりやすいです。生産性も下がるうえに日々の生活もつまらなくなるので、いいことありません。

というわけで、明日から「帰ったらキンキンに冷えたグラスでビール飲みつつ、映画見る」って予定をたてて家を出ましょう。ちょっとやる気出ます。

テクニック編【3編】

続いて、テクニック編の3つです。

1. 自分で仕事を抱えすぎない

仕事を抱えすぎないように、「断る」「人に振る」をうまく使いましょう。

仕事って、任せやすい人のところに何となく集まってくる性質があります。ポイントは、本当にその人が処理すべきか、その人じゃないと対応できないか、という理由ではなく「任せやすいから」集まってくるというところです。

なので、自分がやることにそんなにこだわらなくて大丈夫です。本当に自分が対応すべき仕事を残して、あとは断ったり、人にお願いしちゃいましょう。

とはいえ、この記事を読んでる方は、人から仕事を頼まれたら「断りずらいな…」と感じてしまう場合が多いと思います。そんな時のために、下記の記事では上手な断り方のノウハウを紹介しています。あわせてお読みください。
仕事の断り方仕事の断り方。簡単な5つの手順でOK【すぐ使える例文付き】

2. 難しい仕事は分解して処理する

仕事をめんどうに感じてる場合、作業内容を漠然とイメージしてる場合が多いです。

なので、手順を1つずつ分解して考えましょう。すると、複雑な仕事をシンプルにすることができて、とっつきやすくなります。

下記の記事で、「仕事を分解してスケジュールに落とし込む」過程を詳しく解説しています。めんどくさいという感情が湧きあがらないくらい仕事に集中するコツを、お試しください。
仕事で集中できない時の解決方法「仕事に集中できない」は終わり【集中する3つのコツ】

3. テンプレと自動化を使いまくる

「試行回数を減らす」というのも、めんどくささを低減する有効な手段です。

というのも、人間の脳って1日に思考できる回数は限られています。仕事を一生懸命やって帰ってきたら、夕飯のメニューとか考えたくない、みたいなことないですか。それは脳の試行回数が上限になっていて、疲労困憊の状態です。

ということで、考える回数を減らす有効な手段が「テンプレ化」と「自動化」です。よく使うメールの構成ってありますよね。その項目だけ作っておくだけでも試行回数は大幅に減らせます。例えば以下の感じ。

○○さん

お疲れ様です。××です。

表題の件につきまして、下記ご相談させてください。

■報告事項
ーーここに件名と同じ内容記入ーー

■経緯
ーー時系列通り、箇条書きで記入。※印で補足内容を記載ーー
1
2
3

■確認事項
ーー端的に相手にしてほしいことを記入ーー

以上でございます。
何卒よろしくお願いいたします。

こんな感じのテンプレをメモにすうパターンストックしておくと便利です。コピペした瞬間に、メールの構成が完成してます。

自動化は、できる職種は限られますが、エクセルならVBAを使ったり、もはやエクセルをやめてBIツールに乗り換えたりとかですね。

ということで、無駄な思考は脳のリソースを圧迫するので、完全排除していきましょう。

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それでも辞めたい気持ちが相変わらずな時は

今後の方針

ここまで、仕事がめんどくさくて滅入っているということへの対策を紹介してきました。しかし、それでもダメそうなら、下記の3つのステップで前向きに動き出しましょう。

憂鬱な気持ちになってないかをチェック

最初のステップは精神面が健康かどうかをチェックすることです。

というのも、仕事がめんどくさい・やる気が出ないという状態は、場合によってはうつ病などの精神疾患の可能性もあるためです。

仕事だけでなく、趣味に対しても無気力になってたりしたら要注意です。憂鬱と無気力を感じている場合は、まず心療内科へ行ってみましょう。適切な判断能力を回復させてから今後のことは考えるとして、休養を優先しましょう。

全く憂鬱とかはなく、原因がハッキリしている場合は、次のステップに進みます。

今後の方針を立てる(異動・転職・独立など)

めんどくさいと感じつつ、ずっとそこにいるのって苦痛すぎるのでやめましょう。

問題はどうやって回避するかですね。基本のどれかです。

  • チームや部署の異動
  • 転職
  • フリーランスや独立

どの選択肢にもメリット・デメリットがあります。下記の記事に詳しい内容を記載しているので、ご参考にしてください。
仕事から逃げたい時仕事から逃げたいなら、さっさと逃げないと損【合理的な理由】

辞めるための準備を始める

やめた後の方向性を決めたら、あとは前進あるのみです。やることは具体的には下記。

  • スキルの習得
  • やめた後の仕事につながる副業を始める
  • 転職なら好条件の会社探し・業界分析

大体の人は3番目だけをやりがちですが、より好条件で働きたいのであれば上の2つは必要です。スペシャリストってどこに行っても好待遇ですし、1人でも生きていけますしね。

というわけで、以上です。

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