仕事についていけない時にやるべきこと【3カ月後には余裕】

仕事についていけない悩みを解消

仕事についていけない人

仕事についていけなくて、最近自信がなくなっている。現状をどうにかしたい。具体的に仕事についていく方法を知りたい。
本記事を読むメリット
  • 仕事についていく方法が具体的にわかる
  • 現状の悩みを根本的に解消する思考法がわかる

私はWEBマーケター/コンサルタントとして会社員をしています。今でこそ、マーケティングの知識もある程度蓄積でき、さまざまなツールを使用する業務をこなせていますが、8ヶ月前は完全に未経験のド素人でした。

前職は塾講師という、現職との親和性ゼロな異業種でした。そのさらに前は医薬品業界で…2回転職をしましたが、その度に1から業界知識を学びつつ、仕事してきました。

ということで、仕事についていくノウハウを共有します。少しでもお役に立てればうれしいです。

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仕事についていく方法

仕事についていく具体的な方法は下記の5つです。

5つの方法
  • ボールを長時間持ち続けない
  • メール返信は1時間以内
  • 手詰まりになったら「超簡潔」に「即相談」
  • シングルタスク化でスピードを上げる
  • 手持ちのタスクを分析、作業フローを作る

ビジネス本や他サイトに、色々と細かなテクニックや考え方が載っていますが、「仕事についていけない」という悩みを解決するには、この5つに集約できると思います。

というのも、「仕事についていけない=いっぱいいっぱいになっている」状態だからです。まずは、その状態を脱却すべき。では1つずつ深掘りしていきます。

ボールを長時間持ち続けない

仕事についていけないと感じる、1番大きな理由が「ボールを持ち続けてしまう」ことですね。

今回、ボールとは「担当」という意味で使いますが、仕事って自分だけで完結するものは、ほぼないですよね。基本的には関係者とやり取りしつつ、上司に報告しながら進めます。つまり、仕事は「キャッチボール」のうえで進行していくわけです。

「みんなのスピードについていけない」と感じている場合は、相対的に「自分のボールを投げるまでの時間が長すぎる」ということです。

なかなかボールを投げないと、以下のデメリットがあります。

  • 関係者に仕事遅い認定されて、信頼が下がる
  • 他のボールも手元にたまっていき、抱えきれなくなり絶望

なので、こまめにボールを投げましょう。具体例を挙げておきますね。「資料作成」の場合はこんな感じです。

  1. 方向性を箇条書き→投げる
  2. 使用するデータの成型→投げる
  3. 体裁は整えずパワポにまとめる→投げる
  4. 体裁整えて最終版を作成→投げる

1つの資料を作るにしても、始めて作成するものであるなら、4回は投げますね。100%完成して始めて投げるのは、相手の体感としても遅いですし、修正事項が入ったら時間のロスがえぐいです。

完璧主義より、スピード感と連携力の方が重宝されます。投げている間に、他のボールの処理を行いましょう。

メール返信は1時間以内

メール返信は「1時間以内」にしましょう。

メールを溜めてしまうと、仕事についていけない感覚が爆上がりします。とはいえ、「即レス」はおすすめしません。即レスするたびに作業の手が止まると、集中力が切れて生産性が下がります。

なので、基準は「1時間」です。後述しますが、タスクは細かく分ければ、1つの作業が1時間以内に収まります。

作業1時間→メール→作業1時間→メール…という感じで進められるので、メール1時間以内に返信はわりと楽勝ですね。
これで、一般的にはメール返信がそこそこ速い人という信頼を得つつ、仕事にも集中できます。

手詰まりになったら「超簡潔」に「即相談」

仕事の手が止まってしまう不明点があれば「即相談」です。

とはいえ、調べてすぐわかる内容の相談はNGです。くれぐれも相談内容は「相手の意向の確認」が主です。これは、悩んでいても自分で結論は導き出せないですからね。憶測で作業を進めても良いことないです。すぐに相談しましょう。

また、相談する際は「相手の時間を奪う」ということを充分意識して、「超簡潔」に相談内容をまとめておきましょう。

ちなみに、私がよく使うテンプレは下記の通りです。

  1. 自分の意見と相談内容
  2. 他パターンの提示

具体例をあてはめると次のようになります。

▼相談内容
指標Aがもっとも重要だと思うので、グラフAで作成していいですか(グラフ詳細説明しつつ)

Aじゃない場合、他パターンとしては以下もあります

  • 推移を知りたいのが指標Bなら→グラフB
  • 推移を知りたいのが指標Cなら→グラフC
こんな感じですね。テクニック的な話をすると以下のメリットがあります。
  • 自分の意見を先に述べることで、相手からの信頼を上げつつ相談の方向性が定まる。
  • 他パターンも提示することで、相手は選ぶだけ、負担が減る。

返事をする相手の負担が減るので、コミュニケーションがスムーズになります。人に相談するのが苦手な方はお試しください。

シングルタスク化でスピードを上げる

作業速度が遅くて仕事についていけない方は、「シングルタスク化」を徹底しましょう。

というのも、いっぱいいっぱいな人はマルチタスクになりがちだからです。

同時に複数のことをやろうとしていませんか?あるいは、1つの作業をしているけど、他のタスクの不安が頭をよぎっていませんか?

当てはまったら、マルチタスクになっています。集中できてないので作業スピードが落ちるうえ、精神衛生も最悪です。

とはいえ、シングルタスク化にはやり方があり、知っていないとなかなか難しいです。私は要領がよくないのでノウハウを身につけるのに1年半くらいかかってしまいました。

下記の記事でシングルタスク化のやり方を紹介しているので、参考にしていただき、業務スピードを爆上げしちゃってください。
仕事が忙しい人の悩み解決仕事がなんか忙しい【5つの原因から解決策を考える】

手持ちの業務を細分化、作業フローを作る

業務を細分化して、作業フローを作りましょう。「自分専用の手順書」ってやつですね。

これを作るメリットは下記の通り。

  • やるべきことが明確になり、迷いがなくなる
  • 作業時間の見積りができて、精神安定

作り方の詳細は下記の記事で解説しています。
仕事が遅い人の原因と改善方法仕事が遅い人の特徴と有効な改善方法【新人・部下への指導】

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現状の悩みを解消する思考法

前章ではノウハウについて話してきましたが、ここからはマインドの話です。以下の2パターンに大別してご説明します。

  • 入社、転職下ばかりでスピード感についていけない時
  • 3年以上勤めてるけど、業務も難しいし、周りのレベルが高すぎる時

スタートしたばかりと、ある程度経験を積んだ状態では、マインドも違ってきますからね。では、見ていきましょう。

入社・転職後、スピード感についていけない時

「教育制度の問題」が大きいと思います。責任感が強い人は自分の能力不足を感じるかもしれませんが、能力付けるのもハードモードな環境もあります。

いきなり実践に入れられて、新人がスピードについていけなくても目もくれない状態。人手不足、上司の意向など、要因は色々あると思いますが、控えめに言って辞めたくなりますよね。とはいえ、こういうところが多いのも事実です。

なので、「辞める前に1回は食らいつく」。

話せそうな人を見つけたら、ガンガン質問していきましょう。それで無理だと思ったら、おとなしく撤退です。

3年以上勤めてるけど、業務も難しいし、周りのレベルが高すぎる時

「主体的に動けてないかも」ですね。

3年以上勤務しているのにもかかわらず、仕事についていけてない人は、基本的に「受動的」です。例えば下記が口癖で、仕事が進まなくなってます。

  • 上司の確認が終わらないから動けない
  • 指示が不明確だから、仕事が進まない

3年勤めてるならこんなことを言ってる場合じゃないですね。思考を下記に切り替えましょう。

  • 上司が確認をしやすいようにチェックリストも作って渡そう
  • 指示を明確にヒアリングするために、手順書を作って話を詰めよう

仕事についていけないと辛い。だけど。

仕事についていけないと感じてしまうと、かなりつらいですよね。ちょっとしたパニック状態になってると思います。ですが、そう感じているあなたは、恐らく責任感強めだと思います。

なので、くれぐれも「前向きに」いきましょう。

退職する前に、ダメもとでいいから色々試そう

能力不足なのか、周りが悪いのか、それは一旦おいておきましょう。まず「行動」です。本記事で紹介した内容、わりとどの職業でも使えると思うので、試してみてください。

とはいえ、うつ病になるくらいなら辞めるべき

色々試しつつ、ついていく努力を。と言いながらも、「これ以上ここにいたら病むな」と感じたら、即撤退しましょう。がっつりうつ病になると、数ヶ月、まともに動けなくなります。自分も家族も、切なさでいっぱいになるくらいなら辞める選択を。

というわけで、以上です。

コツをおさえつつもがいてみると、3ヶ月後くらいには、わりと楽になっているはずです。

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