【仕事が覚えられない人は必読】爆速で覚えるメモ術

仕事が覚えられない人のためのメモ術

仕事が覚えられない人

なぜか全然、仕事が覚えられない。覚えられなすぎて何かの病気を疑ってしまうレベル。何とか現状を打破する方法を知りたい。

本記事を読むメリット
  • 仕事を爆速で覚えるメモの取り方がわかる
  • 現状、仕事が覚えられない原因を分析できる

現在私は、WEBマーケター/コンサルタントとして会社員をしています。業界歴はまだ8ヶ月程度ですが、大手企業様の案件を複数担当させてもらい、わりと順調です。

前職は塾講師だったので、仕事内容の親和性は皆無でしたね。しかし、仕事の大部分は最初の1ヶ月程度で一気に吸収できました。

ポイントは「メモ術」でした。

先にネタバレをしておくと、本記事で紹介するメモ術は前田社長著の「メモの魔力」がベースになっています。

この本を読んだ結果、内容はめちゃめちゃしっくりきました。と同時に、ルールが細かく設定されており、完璧に実行するには時間がかかると感じました。おそらく前田社長も、メモを取っていくうちに、ルールを細かく決めていったと考えられるので。

ということで、超シンプルに始めてみて自分用ルールを作っていこうと決め、とにかく実行してみました。そしたら、かなりスムーズに仕事を覚えられたと思います。

本記事では、この超シンプル化したメモ術を中心にお伝えします。

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仕事を速く覚えるメモ術

早速、具体的なやり方です。手順は下記の3つだけです。

メモ術
  1. とにかくメモる
  2. キーワード・不明点をピックアップして深掘り
  3. 最後に「ファクト→抽象化→転用」

「メモの魔力」に書かれている細かいルールは、この際すべて省きます。核になるところだけ抽出して、会社員仕様に特化させてみました。結果として、これだけで仕事を爆速で覚えられました。では、3つの手順をそれぞれ深掘りしていきます。

1.とにかくメモる

とにかく「メモリまくる」ことから始めましょう。

まずはメモをしないことには、メモ術は始まりません。会社で教わったこと、会議中の発言、自分で調べたことなど、「全てをメモする」つもりくらいがいいです。

こんなことをいうと、レコーダーで録音すればいいんじゃない?ということを言われそうですね。ただの記録であればそれでいいのですが、メモする本質はそこではありません。


とにかくメモするという行為は、「インプットのようで、超アウトプット」です。相手の発言や情報を「自分なりに言語化」するためです。

この「言語化」が重要です。意味がわかっていないキーワードや事象をメモすると、かなり違和感を感じることができます。「あ、私これ理解できてないな」という具合に。そう感じれたら、もう学びですね。次のステップです。

2.キーワード・不明点をピックアップして深掘り

メモした次は「理解を深めるフェーズ」です。

とにかくメモしたら、「重要になるキーワード」と「不明点」にしるしをつけましょう。これは自分でわかればいいので、好きなマークを使ってください。ちなみに、私は「下線&★印」です。

そして、ピックアップしたものを「深掘り」です。調べて理解を深めます。

調べる手段
  • 詳しい人に聞く
  • 自分で調べる

当然ながら調べる手段は大きく2つです。メモの強みは、特に前者の「詳しい人に聞く」がやりやすくなるところですね。

何か教わっていたり、打合せ中にピックアップ事項が出てきたら、その場で「具体的にココがわからない」という感じで、即深掘りができます。

3.最後に「ファクト→抽象化→転用」

最後の「ファクト→抽象化→転用」でメモ術は完結します。

ステップ2までで、一通り理解することはできました。しかし、ここからさらに思考を深めることで、学ぶスピードは飛躍的に上昇します。

ここまででメモした内容は「ファクト(事実)」です。まず、その事実を「抽象化」していきます。そして、別の業務に「転用」できないかを考えます。

メモ術のメリット

ここまで読んだ方ならもうおわかりでしょうが、念のためメモ術のメリットを以下にまとめます。

  • 頭が整理され、「思考が深くなる」
  • 1の事象に対して、10は学べる
  • 記録としても、もちろん優秀

インプットというより、アウトプット主体のメモ術です。思考を整理しつつ、業務の本質を理解、転用できれば、一般的に見てもものすごいスピードで身についていきますよ。これで「仕事が覚えられない」とはさよならです。

だいぶ仕事用にカスタマイズしてしまいましたが、これもメモの魔力の内容を会社員用に「転用」したという言い訳をしておきます。本書自体は、アイディアや思ったことなどもメモするというスタンスで、仕事の枠を超えた人生の重要ツールとして「メモ」を紹介しています。かなり良書なので、気になる方は読んでみてください。

≫メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

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現状、仕事が覚えられない原因

現在、仕事が覚えられない原因は色々あると思います。例えばこんな感じ。

  • そもそも仕事内容に興味がない
  • なぜか忘れる
  • 仕事内容が難しいからわからない
  • 年齢のせい
  • 職業柄、仕事内容が豊富すぎる
  • 誰も教えてくれない

よくありそうなものをまとめてみましたが、当てはまるものがありましたか?とりあえず、この程度の原因であれば、メモ術でどうにかなったりします。1つずつ理由を書いていきますね。

そもそも仕事内容に興味がない

自分の仕事に興味がない場合。

転職してみたけどいまいち仕事が面白そうじゃないな、みたいなことってあると思います。でもそれは、言い換えると「仕事内容を客観的に見てる」ってことです。客観的という言葉は、ちょっと耳心地がいいかもしれませんが、つまり「自分の仕事」という意識がない状態です。

偉そうになりましたが、メモ術を実践する前の自分がまさにこんな状態だでした。ということで、メモをうまく使うと下記になります。

メモ術を使うと...

メモによって、「思考を深めることが面白く」なります。すると、徐々に仕事内容の意義がわかり、自分の意見を反映できるようになってきます。気が付けば仕事内容に興味を持てているどころか、その業務関係者の中心です。

なぜか忘れる

「メモしたのになぜか忘れる」みたいなことを繰り返している場合もありますね。その心配ももうありません。

メモ術を使うと...

記録の役割だけのメモではなく、思考をしているので基本的に忘れにくいです。イメージとしては、歴史の勉強で、年号とか丸暗記じゃなくて時系列順に全部語れる感じ。自分で言語化しつつ理解を深めることで、人にその業務内容をきちんと説明できるレベルになります。

仕事内容が難しいからわからない

仕事の内容が専門的な場合、勉強することも多くて覚えるのは大変です。

中途採用されたばかりの新人さんなどの場合、3日目くらいで不安になり、1週間もたつと心が折れそうになってしまいますよね。そのまま1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と耐えしのいだにも関わらず、結局ものにできていない感がつのると結構しんどいと思います。

とはいえ、メモはこんな場合も優秀。

メモ術を使うと...

最初は全然理解できなかった難しそうなことも、吸収する速度が上がります。私も現在の業界は未経験でしたが、Webリテラシー、マーケティング、SEOなどなどの知識を一気に吸収できています。

また、このようなお悩みを持っている方には下記の記事も併せておすすめします。
仕事についていけない悩みを解消仕事についていけない時にやるべきこと【3カ月後には余裕】

年齢のせい(20代、30代、)

年齢を原因に感じてる人もよく見かけます。

確かに、40代、50代になるにつれて、脳科学的に「記憶力は低下」するようです。しかし、逆に「思考力は上昇」するみたいですね。年齢を重ねると経験も豊富になるので、思考する材料が増えるからと考えられています。

対して20代、30代は思考力のピークはまだですが、記憶力が優れている状態。では、メモ術を使うと。

メモ術を使うと...

「思考」と「記録」の両役をになうメモ術なので、どの年代の脳機能も補完できます。

職業柄、仕事内容が豊富すぎる

周りの知人の経験談からの見解ですが、聞いた職種の中でこれは大変そうだな、と思ったのが下記一例です。

  • ヤマト運輸運送員
  • 郵便局員
  • 栄養士
  • 介護士
  • 歯科助手
  • コンビニ店長

業務内容が難しいというより、やることいっぱいって感じで大変そうですね。

メモ術を使うと...

「ファクト→抽象化→転用」で1の事象に対して10は学べるので、やることがいっぱいだとして大丈夫かもしれません。1つ1つ覚えるというより、1つ覚えたら似ている仕事に全部反映できるからです。

誰も教えてくれない(盗んで覚える的な文化)

誰も教えてくれない、盗んで覚えろ的な、わりとストロングスタイル文化があると困りますよね。

新人にとってはかなりしんどい環境です。そこでメモに頼り、なんとか食らいついてみましょう。

メモ術を使うと...

疑問点や議論のきっかけが明確になるので、周りの人に発信しやすい。1から教わるというのが難しいなら、「調べつつメモして疑問をぶつけてなんとか回答をもらう。そして議論を深掘り。」というような流れが組みやすくなります。

【結論】まずはメモろう

仕事が覚えられないと悩んでいるなら、まず試してみてください。メモ代くらいしかからないので、仮に効果がないと思っても損にはならないはずです。(効果抜群だと信じていますが…)

「辛い、怒られる、クビかも」そんな不安は終了

現在、仕事が覚えられなくて、色々な不安を抱えていると思います。不安を解消する方法は1つです。「とにかく行動」です。

それが、本記事でお伝えしたメモ術でもいいし、どこかのビジネス本のノウハウでもかまいません。なにか、やりましょう。動き始めたら、不安に感じてる場合ではなくなります。

とはいえ、発達障害やうつ病など「病気の心配」があるなら

「今までの自分と明らかに調子が違うな」と感じた場合、なにか体からのサインかもしれません。とりあえず心療内科に行ってみてください。軽度なら治療で速攻治りますし、思い過ごしなら万々歳です。

ということで、以上です。明日からメモ術を試してみてください。

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